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執筆者の写真チームあへあほ

経営者必見!健康を軸に成功を築く秘訣-土屋会長との対談から学ぶ

更新日:7月27日

私、しもの まさひろは、今から10年前、北海道を代表する上場会社・土屋ホームの創業者である土屋会長に経営の教えを乞う機会を得ました。今回は、土屋会長と再び対談する機会を得て、経営者としての健康についての捉え方を伺いました。




以下は、土屋会長が入院する前日に語ってくれた言葉です。残念ながら、土屋会長は2022年7月15日に亡くなられましたが、その教えは今も私の心に深く刻まれています。



土屋会長の健康の捉え方



健康の重要性


土屋会長は、「何も頭が良かったり、お金持ちになったりしても、自分が健康でなければ人生は楽しくない。健康がベースにあり、その上に何を積み上げるかが大切」と語りました。経営者にとって、健康は人生の基盤であり、成功の土台となるのです。


健康と会社の継承


会社の継承も健康に直結する問題です。土屋会長は、「創業者は元気なうちは会社を手放したくないが、継承を考える必要がある」と述べ、自身が夢中になれることを見つける重要性を強調しました。これにより、精神的な充実感を保つことができるのです。


経営者としての原点


学びの始まり


しもの: 土屋会長は、どのようにして経営を学ばれてきたのですか?


土屋会長: 私は高卒でね、一番最初に受けたのが、当時の松下電器(現Panasonic)で、実力発揮して落ちたの(笑)。

それがね、なぜかピリッとしたっていうか、そこで勉強したんですよね。

本は、7000冊読んでるし、ビデオが5000本以上見て勉強しました。




土屋会長の学びの姿勢は、単なる知識の蓄積にとどまらず、それを実際の経営に活かすことに重点を置いていました。この姿勢が、土屋会長の成功を支える重要な要素であったことは間違いありません。



自由な時間の使い方


土屋会長: 経営者じゃなくても、1週間の自由な時間は、65時間はある。この65時間の自由な時間の使い方によって、まるっきり人生が変わる。そのときに自分がどこに集中できるか、どういう目標を持つかが大切。


土屋会長の言葉は、時間管理の重要性を強調しています。どれだけ忙しい日々を送っていても、自分自身の成長や目標達成に向けて時間を有効に使うことが大切です。


情報の活かし方


しもの: 一方で、今は、YouTubeなど情報過多になり過ぎて、自分自身を内省する時間を意識しないと作れないんですよ。


土屋会長: そうだね。受信をしたものをどう人生に生かして、それが最終的に世の中のためとか、人のためになるように自分で考える。今までは、自分で考える事をしなくてもエレベーターに乗れば日本経済が伸びたからね。今は、違う。


しもの: 今は、やっぱ自分の体から出た言葉を作って、行動していかないといけないんでしょうね。


情報があふれる現代社会では、受け取った情報をただ消費するだけでなく、それを自分の人生や仕事にどう活かすかが重要です。土屋会長の言葉は、自己反省と行動の重要性を示しています。


本田宗一郎さんとのエピソード


しもの: 聞いたことがあったんですけど、本田宗一郎さん本人から車買ったって本当ですか?


土屋会長: そうなの。本田宗一郎さんが夏にゴルフで北海道に来て遊んでいたんですが、その後に宴会があって、私はゴルフしないけど宴会に出ていて、毎年、色んな話を聞いてお世話になっていたんです。

ある時ね、低公害エンジンを本田技研で発売して、シビックを出すと。


これがだめだったら、4輪市場からの撤退も考えなければならないという背水の陣で開発されたシビックが、1972年7月12日に国内で発売された。同車の市場評価は高く、1973年度モーターファン誌主催のカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。翌1973年12月13日には、4ドアのシビック・CVCC(1500cc)が発売され、シビックの名前を国内市場で不動のものとしました。


土屋会長: そのときにね、大先輩がね、「お前ら、毎年、本田さんに色々してもらってるのに、車(シビック)の一台も買うのいないのか?」って言ったんです。

私はその時に、すぐに「はい!」って瞬間的に手を挙げたんです。そしたらね、本田さんがね、「代理店を呼べ!」ってなって、代理店の専務が来たの。

それで、そこで買ったの。そしたら先輩がね、「本田さん、すいません。せっかくだから、申し訳ないですけど、営業担当に本田宗一郎って書いてくれませんか?」って先輩が言ったの!


しもの: 凄い!


土屋会長: そしたら、「おぅ」って言って書いてくれたの!!だから私の営業担当は、本田宗一郎になったの。今でもHONDAに乗ってるんだけど...(笑)



このエピソードからもわかるように、土屋会長は常に行動を起こすことを重視していました。また、関係を大切にし、相手に対する感謝の気持ちを持ち続ける姿勢がうかがえます。



※この映像は、北海道のテレビ局のディレクター藤澤氏が有志で撮影してくれたものです。



 


経営者としての健康維持方法


1. 定期的な運動


忙しい経営者にとって、定期的な運動はストレス軽減やリフレッシュに不可欠です。ランニングやヨガなど、適度な運動を取り入れることで、心身の健康を保つことが出来ます。


2. バランスの取れた食事


健康的な食生活は、身体の健康維持に重要です。外食が多い経営者などは、できるだけバランスの取れた食事を心掛けて下さい。野菜や果物、タンパク質をバランスよく摂取することが大切です。


3. 十分な睡眠


経営者は長時間働くことが多いため、質の高い睡眠を確保することが重要です。寝る前にリラックスする習慣を持つことや、適切な寝室環境を整えることを推奨しています。



会社と健康の関係


健康プログラムの導入


従業員の健康をサポートするために、会社独自の健康プログラムを導入することが有効です。フィットネスプログラムや健康診断の実施、メンタルヘルスサポートなど、多様な取り組みが考えられます。これにより、従業員は自身の健康に対する意識を高めることができます。


働き方改革の推進


リモートワークの導入やフレックスタイム制度の導入など、働き方の柔軟性を高めることで、従業員のストレスを軽減し、健康を保つことができます。有給休暇の取得促進や残業時間の削減も効果的です。


健康的な職場環境の整備


職場環境も従業員の健康に大きな影響を与えます。快適なオフィス環境や、適切な空調、照明の調整、エルゴノミクスを考慮したデスクや椅子の配置など、従業員が働きやすい環境を整えることが重要です。







健康な経営者が健康な会社を作る、そのための一歩を踏み出しましょう。

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